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サッカーから始まったパスを、社会とのつながりへ。|多摩少年院

FC東京の関係者と職員

取組の概要

FC東京とのサッカー教室から、仕事やものづくり、地域との関係づくりへ。多摩少年院は、クラブや企業、地域の力を持ち寄り、社会との接点を育てています。

サッカーから広がった学び

ボールを追い、絵を描き、ポスターを仕上げる。その一つひとつが、少年院の中での学びと、地域や社会をつなぐ接点になっています。多摩少年院が連携しているのは、東京をホームタウンとするプロサッカークラブ「FC東京」です。

ものづくりへつながるパス

取組は、平成28年度に始まった少年向けのサッカー教室から広がりました。令和元年度からは、グラウンドキーパーやホペイロと呼ばれる用具係の仕事を体験し、選手と対談する機会も設けています。少年たちから選手へ応援メッセージを書いたボールを贈り、コロナ禍には選手から激励の動画メッセージが届けられました。元日本代表選手による特別講演も行われています。

近年は、サッカーを入口にしたつながりが、ものづくりにも広がっています。令和6年度に株式会社一と連携して実施した「HIGH HOPEプログラム」では、少年たちが描いた絵を基にトートバッグをデザイン。府中刑務所が製作を担い、完成したバッグを販売しています。また、コラボレーションポスターの編集作業にも取り組みました。クラブ、少年院、刑務所、協力企業などが、それぞれの強みを持ち寄ることで、一つの製品や発信が形になっています。

グラウンドでのサッカー教室

次の人へ、社会へ、パスをつなぐ

こうした経験は、少年たちが多くの人の支えによって活動が成り立つことや、責任を持って仕事をする大切さを考える機会になっています。同時に、地域の人が製品やポスターを通じて少年院の取組に触れる接点にもなります。

今後は、少年院や法務教官の広報を検討しています。サッカーから始まったパスを、仕事やものづくり、地域との関係へ。多摩少年院は、さまざまな仲間とボールをつなぐように、社会との接点を育てていきます。


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ミッションチャレンジ2026とは

法務省矯正局のミッションは、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」。このミッションを、全国の刑務所・少年院などの現場でどう形にしていくか。その実践を持ち寄り、共有する場が「ミッション・チャレンジ」です。2026年は、全国から37件の取組が寄せられました。

寄せられた37件のうち、10件は10月17日の最終発表会で発表されます。これとは別に、書類審査を経て、27の施設・機関の取組にチャレンジ賞が贈られました。

各施設の取り組みは下記よりご覧ください。

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