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朝の「おはよう」が、刑務所と地域をつなぐ|姫路少年刑務所

通学路で子どもたちを見守る刑務官

取組の概要

刑務官が通学路に立ち、小学校の子どもたちに「おはよう」と声を掛ける見守り活動。学校との対話を重ねながら、地域の安全をともにつくる関係を育てています。

いつもの通学路で、顔を合わせる

「おはよう」朝の通学路に響く、刑務官の声。その短いあいさつが、姫路少年刑務所と地域の子どもたちをつないでいます。

姫路少年刑務所が大切にしているのは、地域との共生です。その思いを日々の行動にしようと始めたのが、近隣の小学校の子どもたちの登校を見守る活動です。刑務官が通学路に立ち、子どもたちに声を掛けながら、安全に学校へ通えるよう見守っています。

きっかけは、令和8年1月、小学校の近くで起きた事件でした。地域に不安が広がる中、子どもたちの笑顔を守りたい。その思いから、刑務官が通学路に立ちました。同年6月に近隣で事件が起きた際にも見守りを行い、9月からは週1回の活動として続けています。

「おはよう」が届いた証し

活動は、「おはよう」というあいさつだけで、特別なものはありません。制服姿の刑務官と子どもたちが顔を合わせ、声を交わす。令和8年1月には、子どもたちから感謝のメッセージが寄せられました。「安心して登校することができました」「刑務官さんのおかげで心強かったです」。その言葉から、「おはよう」が子どもたちに届いていることが分かります。

見守り活動に参加する刑務官

地域の安全を、ともにつくる

単純なように見えるこの取組は、実は、刑務所だけで成り立つものではありません。小学校の校長先生や教頭先生と、姫路少年刑務所の所長や職員が顔を合わせ、活動について話し合っています。学校は子どもたちの日々の様子を伝え、刑務所は職員だからこそできる見守りを続ける。それぞれの役割を持ち寄ることで、地域の安全をともにつくる関係が育っています。

一日の始まりに交わす、いつもの「おはよう」。姫路少年刑務所は、この小さな積み重ねを大切にしながら、学校や地域との絆をさらに深めていきます。


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ミッションチャレンジ2026とは

法務省矯正局のミッションは、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」。このミッションを、全国の刑務所・少年院などの現場でどう形にしていくか。その実践を持ち寄り、共有する場が「ミッション・チャレンジ」です。2026年は、全国から37件の取組が寄せられました。

寄せられた37件のうち、10件は10月17日の最終発表会で発表されます。これとは別に、書類審査を経て、27の施設・機関の取組にチャレンジ賞が贈られました。

各施設の取り組みは下記よりご覧ください。

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