取組の概要
祭りへの参加、登校の見守り、災害時の一時滞在場所の提供。地域に役割を果たす一方、施設の運営も地域に支えられる、双方向のつながりを紹介します。
地域に支えられて始まった施設
祭りの掛け声が響く通り、子どもたちが歩く朝の通学路、地域の人が集うフェスタ。そこには、地域の一員として活動する立川拘置所の職員の姿があります。
支える側と支えられる側を越えて
立川拘置所は、平成21年に開設された都市型の施設です。長い歴史や伝統を持つ施設ではありませんが、開設には地域の人々の尽力がありました。だからこそ、地域とともに歩むことを施設運営の大切な柱としています。
職員は、担い手の減少に悩む「立川よいと祭り」や阿豆佐味天神社例大祭などの地域行事に参加しています。登校時には子どもたちを見守り、施設が管理する公園「やすらぎガーデン」では、トイレを利用できる時間を広げました。令和元年8月1日には、災害時などに帰宅が難しくなった人を受け入れる一時滞在施設として、拘置所の道場を活用する協定も締結しています。

地域の一員として歩み続ける
一方、施設の運営も地域との協力に支えられています。地域の医師会、産婦人科病院、小児科医院、助産師会などの協力により、施設内で子どもを養育するために必要な環境を整えています。「立川拘置所あすなろ後援会」の人々も、施設行事への参加や矯正展への協力などを通じて活動を支えています。施設が地域に役割を果たし、地域も施設を支える。さまざまな接点が重なり、互いの顔が見える関係が育っています。
立川拘置所は、こうした経験を基に「社会とのつながりを取り戻す場所」という施設ビジョンを策定しました。これからも地域行事に参加し、地域の声に耳を傾け、施設の仕事を伝えていく。職員自身も地域の一員であることを大切にしながら、安全で元気なまちへの歩みをともに進めます。
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ミッションチャレンジ2026とは
法務省矯正局のミッションは、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」。このミッションを、全国の刑務所・少年院などの現場でどう形にしていくか。その実践を持ち寄り、共有する場が「ミッション・チャレンジ」です。2026年は、全国から37件の取組が寄せられました。
寄せられた37件のうち、10件は10月17日の最終発表会で発表されます。これとは別に、書類審査を経て、27の施設・機関の取組にチャレンジ賞が贈られました。
各施設の取り組みは下記よりご覧ください。

