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知らなかった現場へ。養護学校と刑務所が学び合う|青森刑務所

青森第二養護学校と青森刑務所の職員の交流

取組の概要

青森刑務所と青森第二養護学校の職員が、互いの現場を訪ね、支援や環境づくりの工夫を学び合う取組です。職員同士の対話から始まるつながりを地域へ広げ、相手を知ることから理解し合える関係を育てます。

互いの現場を訪ねるところから

一日の予定を、絵や文字で分かりやすく示す。必要以上の刺激を減らし、一人ひとりの特性に合わせて学べる環境を整える。

令和8年7月、青森第二養護学校を訪れた青森刑務所の職員は、授業や校内の工夫を実際に見ながら、自分たちの仕事にも生かせる多くの視点に触れました。

異なる仕事に、重なる役割

青森刑務所と青森第二養護学校には、支援や配慮を必要とする人と向き合い、その人に合った関わり方を考えるという共通点があります。一方で、互いの仕事や現場を詳しく知る機会は、これまで多くありませんでした。

相手をイメージだけで捉えるのではなく、まず会い、現場を見て、話を聞く。そこから始めようと、職員同士の交流が動き出しました。

青森刑務所の職員が学校を訪れた際には、授業を見学し、校内の環境づくりや日々の支援について学びました。職員からは、一日の流れを分かりやすく示す工夫は、高齢の受刑者への対応にも参考になるとの声がありました。

また、一人ひとりの特性に配慮しながら成長する力を大切にする姿勢や、家庭を含めた生活全体に目を向ける視点にも、多くの学びがありました。

一方通行の学びにしない

令和8年7月、青森第二養護学校の職員を青森刑務所へ招き、施設見学及び職員同士の対話を行いました。また、青森第二養護学校からの依頼を受け、不審者侵入時に子供の生命・身体を守るための組織的対応力の向上を目的として、矯正護身術の体験指導及びさすまた使用の伝達訓練を実施しました。

片方が教え、もう片方が学ぶだけではありません。それぞれの現場で培ってきた知識や工夫を持ち寄り、互いの仕事を知ることで、自分たちの関わり方を見つめ直す関係を目指します。

学校の廊下で見学する職員

人とのつながりを、地域へ

さらに、「青森県支援学校スポーツ連盟支援自動販売機」の活動を支える寄付型自動販売機を刑務所内に設置し、地域との接点を広げることも予定しています。

職員同士の交流で得た学びや、社会復帰に向けた刑務所の取組を地域へ伝える。そうすることで、施設やそこで働く人たちのことを知り、互いの役割について考えてもらうきっかけをつくります。

人とつながれば、知らなかった仕事や工夫が見えてくる。地域とつながれば、互いの力を生かせる場面が増えていく。青森刑務所は、青森第二養護学校との交流を重ねながら、相手を知り、ともに学ぶ関係を地域へ広げていきます。


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ミッションチャレンジ2026とは

法務省矯正局のミッションは、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」。このミッションを、全国の刑務所・少年院などの現場でどう形にしていくか。その実践を持ち寄り、共有する場が「ミッション・チャレンジ」です。2026年は、全国から37件の取組が寄せられました。

寄せられた37件のうち、10件は10月17日の最終発表会で発表されます。これとは別に、書類審査を経て、27の施設・機関の取組にチャレンジ賞が贈られました。

各施設の取り組みは下記よりご覧ください。

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