取組の概要
利他の精神と人生を切り開く力を育む、全9回の講義を開始。出所後の仕事と暮らしを豊かにするために、受刑者それぞれの「やりたい」ことからチームで事業計画を作成し地域の企業や金融機関を招待して講堂で最終プレゼンを実施します。
自身の「やりたい」ことに向き合い、事業にしていく
熱意を持って「やりたい」と思えることから事業を考え、チームで事業計画を作る。出所後の仕事と暮らしを豊かにすることを目指し、利他の精神と人生を切り開く力を育む起業家育成プログラムを始めました。
きっかけは、自分たち職員が受刑者の更生を信じられていない、という現状と向き合ったことでした。これまでにない方法で再犯防止に取り組もうと、2025年から共に挑戦してきた株式会社一と連携し、新しい学びの場を立ち上げました。
受刑者のプレゼンを聞きに、地域の企業が刑務所を訪れる
7月~11月に、90分×9回を実施。起業家の講話やグループワークを通じて起業家精神に触れ、個人発表を経てチームを組み、最終発表へ進みます。第1回の最後に「既にやりたい事業がある人はいますか?」と問いかけると、幼少期の経験を交えて具体的な思いを語る参加者もいました。
11月に行う最終発表は、民間企業・金融機関・自治体の方などを招待し、所内見学を行ってから受刑者のプレゼンを聞いていただきます。プログラム終了後、そして出所後も、計画の実現に向けて伴走する仕組みを検討中です。

変わらない理由より、変える方法を考えよう
また、海外の刑務所における事例も参考に、クラフトビールを造るというアイデアも。刑務所でアルコールを造るという「あり得ない」発想でも、最初から諦めるのではなく、できる方法を探ってみる姿勢を大事にしたいと考えています。
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ミッションチャレンジ2026とは
法務省矯正局のミッションは、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」。このミッションを、全国の刑務所・少年院などの現場でどう形にしていくか。その実践を持ち寄り、共有する場が「ミッション・チャレンジ」です。2026年は、全国から37件の取組が寄せられました。
寄せられた37件のうち、10件は10月17日の最終発表会で発表されます。これとは別に、書類審査を経て、27の施設・機関の取組にチャレンジ賞が贈られました。
各施設の取り組みは下記よりご覧ください。

