刑務所と聞いて、何を思い浮かべますか。

閉ざされた場所。怖い場所。自分とは関係のない場所。
多くの人が、そう感じているかもしれません。

でも、刑務所は、
ただ人を収容するだけの場所ではありません。

子どもたちが、安全に暮らせるように。
災害時でも、地域を守れるように。
地域の産業や観光を通じて、まちが元気になるように。

私たちは、暮らす地域や社会をより良くしていくために、
さまざまな人たちとともに活動してきました。

そして今、もっと多くの皆様とともに、
豊かな社会づくりに挑戦していきたいと考えています。

刑務所の取組を知ること。
これまでとは違う目線で、社会との関わりを
広げていくこと。

その積み重ねが、より安全で安心な
社会をつくる力になります。

矯正施設と社会をつなぐプロジェクト。
それが「Social Connect Project」です。

About

Social Connect Projectとは

刑務所や少年院、少年鑑別所などの矯正施設を、実態の見えにくい閉ざされた場から、
社会とつながり共に未来を考える場へと変えていく活動です。
法務省矯正局が中心となって、多様なステークホルダーと共創しながら、
Open・Connect・Create の3つの軸でアクションを立ち上げていきます。

Open

ひらく

イベントやメディアでの発信を行い、これまで見えにくかった刑務所や少年院の営みをお伝えしていきます。

Connect

つながる

地域の様々な主体と相互理解を深めながら、社会のためになる活動を展開。施設と地域が互いに必要とし合う、持ちつ持たれつの関係を築いていきます。

Create

つくる

刑務所や少年院のものづくりをアップデート。ものづくりを通じて、社会に価値を提供します。

Action

これまでの取り組み

Movie

ムービーで見る取り組み

Social Connect Projectの活動を、約3分のムービーでご紹介します。
現場の様子や関わる人々の声を、映像でご覧ください。

  • 肥後象眼 – 熊本刑務所

    熊本県の伝統工芸「肥後象眼」を刑務作業として取り入れている熊本市の熊本刑務所を訪ねました。

  • 津軽塗 – 青森刑務所

    青森県の伝統工芸「津軽塗」を刑務作業として取り入れている青森市の青森刑務所を訪ねました。

  • 佐賀錦 – 麓刑務所

    佐賀県の伝統工芸「佐賀錦」を刑務作業として取り入れている鳥栖市の麓刑務所を訪ねました。

Why Now

なぜ今、活動をはじめるのか

2025(令和7)年6月に、新しい刑罰である「拘禁刑」が導入されました。
刑罰の種類が変わるのは、1907(明治40) 年に刑法が定められて以来はじめてのことです。
「懲役刑」と「禁錮刑」を廃止して「拘禁刑」に一本化し、
これまで以上に個々の受刑者の特性に応じた改善更生への働きかけを行うことになりました。

before

「懲役刑」「禁錮刑」

作業に従事することは、すべての懲役受刑者に科された義務

after

「拘禁刑」

作業を改善更生・社会復帰支援のための手段と位置付け、個々の特性に応じて作業や職業訓練、指導を組み合わせて対応

Insight

矯正の現実

刑務所や少年院は「社会の縮図」と言われます。
高齢化や孤独・孤立の問題、様々な生きづらさなど、私たちが直面している社会の課題が施設の中にも広がっています。
そして今、時代の変化に合わせて刑務所や少年院の役割が変わり始めています。

刑務所

罪を犯した者に刑罰を執行し、再犯防止と社会復帰のための作業や職業訓練、指導を行う施設。

刑務所に入った人数

65歳以上の
高齢者の数

暴力団関係者の数

少年院

非行少年の改善更生と社会復帰に向け、教育的な働きかけなど、健全な育成に資する処遇を行う施設。

少年院に入った人数

子ども時代の逆境体験(ACE)の有無

ACEの例:

家族から身体的暴力を受けた

61.0%

家族から精神的暴力を受けた

43.8%

母親が父親から暴力を受けていた

34.8%

2023年調査

Mission / Vision

ミッション/ビジョン

法務省矯正局は、犯罪や非行をした人たちの再犯・再非行を防止し、社会復帰を支援する役割を担っています。
2025年、新たな刑罰が導入されたことをきっかけに、これからの時代に向けて矯正行政のあり方を変えていこうと
ミッション(Mission)・ビジョン(Vision)・バリュー(Value)を定めました。

Mission

更生を信じる力で、
もっと安全で豊かな社会を

Vision

罪と向き合い、
社会とつながる場所

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Symbol Design

シンボルデザイン

法務省矯正局の新しい矯正シンボルマーク。色の異なる5つの角丸四角が輪のように連なり円環を描く図形

法務省矯正局は、これからの新しい矯正を象徴するマークを作成しました。
色の異なる四角が輪のように連なる構成は、「内」と「外」を隔てる境界をほどき、
社会とつながる新しい矯正の姿を象徴しています。
四角は、刑務官、福祉、心理、教育などの施設内の専門職に加え、
地域社会、企業、デザイナーなど多様な主体を表しています。
真ん中に現れる星の形は、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」という目指すべきミッションへの強い意志を込めています。