取組の概要
少年院での学びを、社会に戻った後も振り返れるように。北海少年院は、保護観察所や地域の支援者と連携し、一人ひとりに合わせて更生へのバトンをつないでいます。
支援のバトンを、途切れさせない
社会に戻った後も、少年院での学びを振り返れる場所がある。更生に向けたつながりを途切れさせないために、北海少年院、保護観察所、地域の支援者が一緒に取り組んでいます。
「バトンゾーン・モデル」は、少年院から保護観察所へ支援のバトンを受け渡す姿を、リレー競技のテイクオーバーゾーンになぞらえた取組です。北海道内を帰住先とする少年たちを対象に、少年院の職員による面談などを行い、保護観察所と連携しながら社会生活への移行を支えます。令和4年6月に試行を始め、令和6年3月から本格運用しています。
学んだ場所で、これからを考える
これまで面談は主に保護観察所などで行っていました。そこへ、出院者が暮らす施設の職員から、少年院で学んだことを改めて振り返る機会をつくりたいという相談が寄せられました。本人にも、自分の考えや行動を変えるきっかけにしたいという意向があり、保護観察所と調整。令和8年6月、出院者が再び北海少年院を訪れました。
当日は、かつて生活した寮や指導を受けた教室などを、同行した支援者と少年院職員とともに見学しました。職員が折々に声を掛け、在院中の学びや、その後の生活を振り返りました。元担任や元寮主任との面接では、これまで受けた指導を確認し、これからの生活について考えています。支援者であるグループホーム職員や保護観察官からの助言を受け止める様子も見られました。

一人を支える仲間を増やす
一人を支えるバトンは、一つの機関だけで運ぶものではありません。始まったばかりの取組ですが、今後も、一人ひとりの状況に応じた面接や、相互の施設見学、職場見学など、少年院、保護観察所、地域の支援者が協働する体制を育てていきます。
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ミッションチャレンジ2026とは
法務省矯正局のミッションは、「更生を信じる力で、もっと安全で豊かな社会を」。このミッションを、全国の刑務所・少年院などの現場でどう形にしていくか。その実践を持ち寄り、共有する場が「ミッション・チャレンジ」です。2026年は、全国から37件の取組が寄せられました。
寄せられた37件のうち、10件は10月17日の最終発表会で発表されます。これとは別に、書類審査を経て、27の施設・機関の取組にチャレンジ賞が贈られました。
各施設の取り組みは下記よりご覧ください。

